初心者にも行きやすい定番ルート
三重県には、景色が良いだけでなく、比較的目的地にしやすく、休憩も取りやすいツーリング先があります。
もちろん、どの道にも天候・交通量・時間帯による違いはありますし、「絶対に安全」という意味ではありません。
ただ、いきなりハードな山道や長距離ルートへ行くより、まずは行き先が明確で、途中や現地でひと息つきやすい場所を選ぶほうが安心です。
今回は、四日市から出発する前提で、
- 所要時間の目安
- 周辺スポット
- 必要な予算感
まで含めて、三重県内で比較的走りやすい候補を3つ紹介します。
なお、燃料代は燃費25km/L・レギュラー177.7円/Lを目安にした概算です。
1. パールロード
海沿いの景色を無理なく楽しみたい人向け
パールロードは、鳥羽市浦村町から志摩市阿児町を結ぶ全長23.8kmの無料ルートで、2002年には「日本の道50選」に選ばれています。海沿いの景色が魅力で、途中には鳥羽展望台があり、レストランやカフェも利用できます。浦村エリアには牡蠣小屋が並び、景色と食事の両方を楽しみやすいのも強みです。
四日市から鳥羽方面までは、Navitimeベースで車で約1時間33分〜1時間46分が目安です。鳥羽までで約111.8km、パールロード口までで約122.3kmという表示があり、高速料金はルートによりおおむね1,800〜2,600円前後で見ておくと計画しやすいです。
周辺スポット
周辺では、まず鳥羽展望台が定番です。鳥羽展望台はパールロードの中間点にあり、360度のパノラマを楽しめます。施設内に食事処やカフェがあるので、「走って終わり」になりにくい目的地です。浦村方面へ寄れば、牡蠣小屋エリアも立ち寄り先にしやすいです。
予算の目安(四日市発・日帰り)
- 高速代:約1,800〜2,600円
- 燃料代:約1,700〜1,900円前後
(往復+現地移動で約240〜270km想定) - 食事・カフェ代:1,000〜2,000円程度
合計の目安は、4,500〜6,500円前後です。
「有料道路代が少し掛かっても、景色と満足感を取りたい」という人にはかなり相性が良いルートです。
2. 伊勢志摩スカイライン
少し特別感のある景色を楽しみたい人向け
伊勢志摩スカイラインは、伊勢と鳥羽を結ぶドライブウェイで、二輪は126cc以上のみ通行可能です。通行料金は自動二輪車900円。山頂側には、天空のポスト、展望足湯、伊勢湾が全部見える丘、金剛證寺、朝熊茶屋など、立ち寄り先がまとまっていて、到着後も楽しみやすいルートです。
四日市から朝熊方面までは、Navitimeベースで約1時間23分〜1時間24分、距離は約102.6kmが目安です。高速料金は検索条件で差がありますが、ざっくり1,800〜2,600円前後を見ておけば大きく外しにくいです。ここに伊勢志摩スカイラインの通行料900円が加わります。
周辺スポット
伊勢志摩スカイラインの強みは、ルートそのものと山頂の両方に見どころがあることです。山頂側では、天空のポスト、展望足湯、伊勢湾が全部見える丘が定番ですし、途中では伊勢平野を見下ろす一宇田展望台や、名刹金剛證寺にも立ち寄れます。食事を入れるなら、山頂の売店や朝熊茶屋が便利です。
予算の目安(四日市発・日帰り)
- 高速代:約1,800〜2,600円
- 伊勢志摩スカイライン通行料:900円
- 燃料代:約1,500〜1,700円前後
(往復+現地移動で約210〜240km想定) - 食事・休憩代:1,000〜2,000円程度
合計の目安は、5,200〜7,200円前後です。
少しだけ費用は上がりますが、景色の特別感や目的地の分かりやすさを考えると、満足感は高いです。
3. 道の駅 飯高駅
「走ること」より「休憩しやすさ」を優先したい人向け
道の駅 飯高駅は、三重県内で唯一、日帰り天然温泉のある道の駅として案内されています。施設内には温泉、食事、おみやげ、ドーナツ専門店、ドッグラン、RVパークなどがあり、目的地としての使いやすさがかなり高いです。温泉の「いいたかの湯」は、11種類の湯舟があり、眼下に櫛田川の清流を望めると公式に案内されています。
四日市からは、Navitimeベースで車で約1時間29分が目安です。以前の検索結果では、車ルートの目安料金として1,170円という表示もありました。山を攻めるというより、「目的地でしっかり休む」「温泉に入って帰る」タイプのツーリング先として非常に使いやすいです。
周辺スポット
周辺では、まず香肌峡エリアそのものが大きな見どころです。香肌峡は櫛田川沿いの峡谷で、ツーリングや写真撮影を楽しめる地域として案内されています。飯高駅の観光案内では、町内の観光マップや周辺スポット情報も公開されており、近隣では蓮ダム管理所や波瀬植物園なども候補にできます。
予算の目安(四日市発・日帰り)
- 高速代:約1,200円前後
- 燃料代:約1,200〜1,600円前後
(往復+周辺移動を含めた概算) - 温泉代:大人870円
- 食事代:1,000〜1,500円程度
合計の目安は、4,300〜5,200円前後です。
「まずは長く走りすぎず、目的地で休憩して帰りたい」という人には、かなり相性が良いと思います。
どこから行くべきか
初めてなら、この順番がおすすめです。
まず一番無難なのは、道の駅 飯高駅です。
理由は、目的地が分かりやすく、到着後にしっかり休憩できるからです。
次に、景色を楽しみたいならパールロード。
少し特別感を出したいなら伊勢志摩スカイラインが向いています。
感覚としては、
- 休憩のしやすさ重視なら飯高駅
- 海沿いの気持ちよさ重視ならパールロード
- 山頂の達成感重視なら伊勢志摩スカイライン
という分け方で考えると選びやすいです。
注意しておきたいこと
比較的走りやすい場所を選んでも、
- 雨の日
- 強風の日
- 連休や観光シーズン
- 夕方以降の視界が落ちる時間帯
は、難易度が上がりやすいです。特にパールロードや伊勢志摩エリアは、天候や観光シーズンの影響を受けやすいので、無理のない時間帯に出発して、明るいうちに戻る計画が安心です。
まとめ
三重県で比較的走りやすいツーリングスポットとして、今回は
パールロード、伊勢志摩スカイライン、道の駅 飯高駅
の3つを挙げました。
どれも「初心者でも絶対安心」という意味ではありません。
ただ、目的地が分かりやすく、景色や休憩の満足感があり、計画を立てやすいという点では、最初の候補としてかなり優秀です。
もし一般道での低速操作、停止直前、右左折にまだ不安があるなら、
ツーリング先を選ぶことと同じくらい、基礎を見直しておくことも大切です。
行き先選びと基礎練習、この2つがそろうと、ツーリングはかなり楽になります。